2線式Ethernet/RS485通信装置 PLINEⅡ
ケーブルの種類に関わらず2本の線でEthernet/RS485通信が行えます。
業界初となるクアトロコアを搭載し周波数帯が従来の2倍になることで、通信距離・通信量の性能が向上しました。
無線で通信できないエリア・施設での活用から、省配線・配線工事コストの削減まで、幅広い分野で貢献できます。
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PLINEとは?
PLINEは、ケーブルの種類に関わらず2本の線でEthernet/RS485通信が行える通信装置です。
PLINE2では、Nessum(旧HD-PLC)第4世代規格であるIEEE1901-2020に準拠したクアトロコアを搭載しています。
他の特徴として…
・マルチホップ機能により、最大10kmもの長距離通信を行えます
・トポロジーフリー配線でHUBが不要です
・DC24V給電も同時に行うことができます
製品特徴
クアトロコア搭載による新機能
用途に合わせて「通信モード」と「通信チャンネル」を選択することができます
産業用スペックとしてより使い易くなったインターフェース
・すべての配線が前面から可能で省スペース
・DINレールに取り付け可能
・通信信号渡り配線用端子
・アラーム出力端子
・1.25sqまでの電線に対応
サポートツールも充実
下記機能を持つPCサポートツールをご提供します
・トポロジーのモニタリング
・CINR(信号レベル)のモニタリング
・セカンダリーマスター機能設定機能
・RS485通信設定機能
・通信モード切替、チャンネル切替機能
Nessum第4世代規格・IEEE1901-2020(クアトロコア)とは?
IEEE1901-2020規格(クアトロコア)は従来のHD-PLC規格に対し、帯域を2段階(1/2倍・1/4倍)に縮小することで最大約2倍の長距通信が可能になり、更に帯域を拡張することで高速化に対応できます。
通信距離が更に伸びることで、工場やビル・インフラ施設などの広い環境下でも、省台数で通信を構築できるようになります。また、物理層の通信速度が高速化することで、チャンネルを分けて使用することができるようになり、同じ配線上に複数のネットワークを構築する用途でもメリットが期待されています。
用途・アプリ
1RS485とEthernetを同じ線で通信
同一の通信線にRS485,とEthernetの情報を同時に送ることが出来ます。
PLINEの通信chを分ければ別の系統のネットワークを構築できます。
2多芯ケーブルの予備配線を利用
装置間に配線されている多芯ケーブルの予備配線を使い、後付けでカメラなどを簡単に取り付けることが出来ます
製品ラインナップ・概要仕様
PLINEⅡ
通信タイプ | マルチホップ(Ethernet、RS485) |
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型式 | TH-PLC2-WR |
通信速度 | カタログ参照下さい |
通信距離 | 500~2000m(電線による) |
接続台数 | マルチホップ:1,024台 RS485は本機含み32台 |
ノイズフィルター
型式 | TH-PLC-NF1 |
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終端抵抗
型式 | TH-PLC-RDC |
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近距離無線技術(NessumAIR)のご紹介
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信号端子にループアンテナを接続することにより、微弱無線装置として近距離、最大1m程度の空間通信が出来ます。
アンテナサイズにより的確な通信距離とすることが出来ます。
台車との通信においてもシビアな位置制御は不要で、狭いエリアで複数台存在しても混信しません。
ご興味のある方は、弊社までお問合せください。