切れない無線 IO-Link Wireless
2.4GHz帯を使用した独自プロトコルの無線機で、高い堅牢性(通信エラー率10億分の1)・高速応答(通信遅延5ms)・IO-Link対応可が特徴です。ランニングコスト・免許不要で、FA現場やプラントのセンサ・アクチュエータを無線化できます。
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IO-Link Wirelessとは?
イスラエル企業「CoreTigo」が開発した堅牢性、リアルタイム性に特徴を持つ無線システムです。
最大の特徴は、無線通信エラーの発生率が10億分の1と、有線通信と遜色ない堅牢性を誇る無線システムです。
また、通信遅延時間が5msとリアルタイム通信を行うことが可能で、これまでは難しかった産業用の制御無線通信としての
活躍が期待されています。センサネットワーク「IO-Link」の無線化を目的に開発されたシステムで有線IO-Linkの置き換えてしても活用可能です。
通信エラー率10億分の1
堅牢な無線を活用した設備無線制御システム
イスラエルの無線技術を活用した、堅牢なシステムをご提案します。
エラー率10億分の1で、これまで困難であった制御系で活用できる無線通信を可能にします。
通信遅延時間5msec
ロボット先端の複雑な配線を簡素化
ロボット先端のセンサ・アクチュエータへの配線は、稼働部での断線リスクを抱え、設備の稼働率を押し下げる要因となっています。当無線システムは、ロボット先端への配線をなくし、スムーズな設備管理を可能にします。
IO-Link規格対応
センサの予兆保全を活用し設備稼働率を向上
当無線はIO-Link規格に対応しております。
・センサの予兆保全
・容易なセンサ情報取得、パラメータ書き込み
を兼ね備えた無線システムです。
用途・アプリ
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1既存センサの無線化
既存設備に使用されているIO-Linkセンサを無線化することが可能です。
無線化することで、可動性の向上・メンテナンス性の向上が見込めます。
有線と遜色ないエラー率を誇りますので、ご安心してお使いいただけます。
また、IO-Link Hubをご使用いただくとAIO、DIOを多点数を集約しPLCまで堅牢な通信を行うことが可能です。2センサへの組込み
センサ、アクチュエータ内に無線モジュールを組込んで頂くことにより無線通信仕様のセンサ、アクチュエータの開発が可能です。
各社センサ、アクチュエータに付加価値を付け、ユーザ様での配線の取り回しやレイアウト変更時の作業時間を短縮できます。3装置への組込み
装置内の通信線を無線化し、省配線化が可能となります。
堅牢な通信と低遅延を活用し装置内でのセンサの後付けや配線を削減することにより装置全体の高性能化を図ることができます。
製品ラインナップ・概要仕様
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IO-Link Wirelessスレーブ
製品型式 TigoBridgeA1 外部I/F M12 保護等級 IP67 寸法 42㎜×32㎜×30㎜ 電波法 日本認証、FCC、CE 電源電圧 24V DC IO-Link Wirelessマスタ
製品型式 TigoMaster2TH-EIP 外部I/F EtherNet/IP 保護等級 IP67 寸法 30㎜×200㎜ 電波法 日本認証、FCC、CE 電源電圧 24V DC IO-Link Wireless組込みモジュール
製品型式 TigoAir2 外部I/F UART 寸法 11㎜×17㎜ 電波法 FCC 電源電圧 3.3V 接続用ケーブル
製品概要 製品型式 仕様 ラインナップ スレーブ用電源ケーブル
TigoBCable-□
片側M12メスAコード,片側バラ線
1.5m、5m
マスター用電源ケーブル
TigoCablePOW-□
片側M12メスLコード,片側バラ線
1.5m、3m、5m
マスター用通信ケーブル TigoCableNet-□
片側M12Dコード,片側RJ45
1m、3m、5m
□にはケーブルの長さが入ります
FAQ よくあるお問い合わせ
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切れにくい根拠は何ですか?
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堅牢性を保つため、下記の仕組みがあります。 ①周波数ホッピングにより固有のチャンネルでの障害を回避 ②通信に使用するチャンネルを選択し、障害のあるチャンネルでの通信を行わない ③同じデータを3回、異なる周波数で送信 ④障害の少ない周波数チャンネルを優先的に使用
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IO-Link以外の機器も無線化できますか?
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IO-Link Hubをご使用いただくとAIO、DIOを無線化可能です。 また、無線モジュールをご使用いただき、組込み開発を行う事も可能です。
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海外製品ですが電波法は取得できてますか?
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親機、子機、組込みモジュール全て日本電波法を取得しております。 また、FCCおよびCEの海外規格も取得しておりますので対応地域であればご使用いただけます。
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データ更新間隔と送れるデータ量はどの程度ですか?
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サイクリック通信ですので送信間隔は5msです。 通信データサイズは親機との接続台数によって異なり、 1台の親機に対して16台接続する場合は1Bですが、接続台数を半分の8台にすれば14B送信可能です。※ダウンリンク また、複数回の送信に分割することも可能です。
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通信距離10~20mとはどのような意味でしょうか?
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10m以下の理想環境にてエラー率10億分の1の理論値となります。 環境によりますが、20mまでは堅牢な通信を行えます。 20m以上の距離につきまして環境によっては通信可能ですが、 堅牢性は失われてしまいます。おおよそBluetooth同程度の堅牢性となります。
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カタログ
資料 ダウンロード IO-Link wirelessカタログ pdf IO-LinkWirelessマスター TigoMaster2TH(EtherNet/IP)
資料 ダウンロード TigoMaster-2TH-EtherNet-IP-User-Manual rev3_3(日本語版) pdf 導入ガイド_webサーバ編 rev0 pdf 導入ガイド_キーエンスPLC rev2 pdf 導入ガイド_オムロンPLC rev3 pdf オムロンPLCご使用の際の注意 pdf 導入ガイド_三菱PLC rev2 pdf 参考資料:パラメータと通信サイクルについて pdf EDSファイル(IO-LinkWireless Ver1.1.3用)※EDSファイル(IO-LinkWireless Ver1.1用)についてはお問い合わせください zip TigoEngine
資料 ダウンロード TigoEngine-User-Manual_02 pdf