先輩社員紹介(技術職)
お客様の自社製品の開発をの一端を担当し、
電気の幅広い分野へ視野を広げています。
技術職
南部 優賢(ナンブ マサノリ)
NANBU MASANORI
1つに縛られず、多岐にわたる仕事に憧れていました。
建築業の父が、さまざまな重機を扱って仕事をする姿を見て育ちました。父は自分で家のガレージを造ったりするような頼もしい人で、その影響もあり、いつしか1つの事に縛られない働き方に憧れを持つようになりました。就職活動時には、多岐にわたる分野を任せられるような仕事がしたいと思ってさまざまな会社を見る中、大学の就活イベントで東朋テクノロジーの担当者と出会いました。詳しく話を聞くと、電気に関わる幅広い分野に携わることができると知り、「私の希望とマッチしている!」と大きく惹かれました。
入社後は電子機器の製品開発に関わっています。私の部署は受託開発がメインで主な業務は製品のコア部品であるプリント基板の開発です。産業機器を取り扱うメーカーと協力して、製造業の工場などに納める機械を開発しています。産業機器といっても、なかなかイメージしにくいと思いますが、いわゆる〝機械を作るための機械〟です。自動車や家電などあらゆる機械を作るために工場で活躍している機械を、お客様のニーズに合わせて開発しています。
入社2年目で案件を任され、仕事の基礎を築けました。
入社2年目でこれまでにない新しい製品の開発を担当したことはとても勉強になりました。長期的に使えるように堅牢性を重視してほしいというニーズに対し、当時まだ知識が浅い私は配線1つを考えるだけでもひと苦労。さらに納期に間に合わせるために、3ヶ月という短い期間でやり切った経験が現在の業務の糧になっています。当社はこのように若手に挑戦と経験の機会を与えてくれるのが良いところだと思います。インストラクター制度があり、先輩社員が教育担当として新入社員をサポートするので、初めて任される案件でも心強いです。私も、インストラクターの先輩に仕事のイロハを教えていただきながら、初担当をやり切ることができました。最近では、私がインストラクターとなり、新入社員に仕事を任せることもあり、後輩の成長を支えることもやりがいにつながっています。今では、常時3~5件のプロジェクトに携わるようになり、プレイングマネージャーとしてお客様のご要望をスケジュール通りに滞りなく進められたときの達成感はひとしおですね。
コミュニケーションを大切にして、まだ見ぬモノを形にする。
当社の開発は、お客様あっての製品開発がメインです。製品を作り上げるだけでなく、使ってからの先々のことも踏まえながらお客様が求めていることを形にしていきたいと思っています。しかしながら、まだ見ぬ製品のイメージを表現するのはとても難しい。スペックなどは数字で表現できますが、ニュアンスのような抽象的なものに対して、お互いのイメージを共有することは至難の業。ですから、できるだけ具体的な言葉にして伝わりやすい文章とし、数値化できるものは極力数値化して記録しておくことを心がけています。
開発というと、理系分野で数字や図面と向き合っているという印象を持つ方も多いと思いますが、よりよい製品づくりのためには、言葉や感覚的なコミュニケーションがとても重要です。時には、「やりたいこと」と「できること」にギャップがある場合があります。そのギャップを埋めていき、納得する製品づくりに導くためにもコミュニケーションが欠かせません。自分の考えを表現し、相手の思いを受け取れる開発者としてこれからも成長し続けたいです。
東朋テクノロジーのここがお気に⼊り
会社が「会社で出来立てのご飯が食べたい」という社員のリクエストを聞いてくれて、2022年7月調理場を備えた新しい社員食堂が完成しました!美味しいランチが仕事の励みになります。