段差測定装置 FPシリーズ
段差測定装置FPシリーズは30年以上の販売実績がある装置です。この装置はKLA CorporationのMicroheadを使用しています。FPシリーズは触針式のプロファイラーで、正確で高精度な測定を実現します。ほぼすべての液晶パネルメーカーに納入実績があり、スタンダードモデルになっています。
FPシリーズに関するお問合せ・ダウンロードはこちら
段差測定装置 FPシリーズとは?
針圧0.5mgから設定可能な超低針圧触針式測定ヘッド(マイクロヘッド)を搭載し、その安定した段差測定(膜厚測定)で、ディスプレイ基板用の触針式段差測定装置(膜厚測定装置)としては世界シェアNo.1の実績を持っています。
大型ディスプレイ基板用の段差測定装置FP-X/Gタイプと、小型ディスプレイ基板用のFP-Aタイプをラインナップし、用途にあわせて装置自動化やカスタマイズが可能です。
高信頼性の測定ヘッド
KLA CorporationのMicroheadを搭載しています。このMicroheadは全世界で実績があり、信頼性の高いヘッドです。座標移動軸と測定軸を分離させ、測定時には専用の軸を駆動させることで、より正確な測定データが得られます。
KLA独自LVDC Sensor
KLA CorporationのLVDC触針センサー技術を使用し、安定した測定が可能です。
この構造は、一般的なLVDT直動式センサーよりも耐久性に優れ、安定した測定ができます。また静電容量の変化も正確に捉え、より正確な測定データが得られます。
Tohoカスタマイズ
設計から製造までの工程を、すべて自社で一貫して行っています。また、電気設計やCIM通信設計も同様に自社で行っており、ニーズに合わせたカスタマイズが可能です。
用途・アプリ
-
続きを読む
-
1Profilerソフトウェア
扱いやすいユーザーインターフェースで誰でも簡単に、操作ができます。各種レシピ設定、測定パラメータ設定、データ管理、オプション機能の追加により、シート抵抗測定、接触角測定、光学式膜厚測定も同一のソフトウェアで操作が可能です。
2測定結果画面
測定結果画面からは様々な解析が可能です。測定プロファイルの最も高い点/低い点や測定カーソル内の平均値、複数ポイント測定での平均値や再現性を算出します。表示スケールは測定対象物の高さに合わせて自動でスケーリングされ、最適な状態で表示されます。
33Dマップ
2Dスキャン情報から3Dプロファイル画像の作成が可能です。作成した画像から、その断面や高さ情報を表示でき、立体的なイメージの確認や全体像から任意のポイントでのデータ確認が行えます。イメージを360度回転させることも可能です。
製品ラインナップ・概要仕様
-
続きを読む
-
FP-A
FP-Aタイプ サンプル基板サイズ:300mm-880mm 測定レンジ MAX 130μm 測定測定再現性 1.5nm/1σ 測定位置決め精度 ±2μm サンプリングレート 50-200points/sec 測定タイプ 測定ステージ(基板)移動タイプ FP-X/G
FP-X/Gタイプ サンプル基板サイズ:920mm-3200mm 測定レンジ MAX 130μm 測定測定再現性 1.5nm/1σ 測定位置決め精度 ±2μm サンプリングレート 50-200points/sec 測定タイプ 測定ヘッド移動タイプ
FAQ よくあるお問い合わせ
-
測定方式は何でしょうか?
-
触針式の接触式段差測定装置です。
-
測定可能な高さはどれくらいでしょうか?
-
最大130umまでです。最小は振動条件により異なりますので弊社にご相談ください。
-
測定再現性はいくらですか?
-
15Å/1σになります。
-
自動測定は可能でしょうか?
-
自動測定やLoaderと連動した測定が可能で、測定したデータはCIMを介し上位に報告可能です。
-
測定対象は何でしょうか?
-
G2-G8.5のガラス基板が対象です。ウェハーを測定したい場合はご相談ください。
-
測定分解能はいくらですか?
-
0.2Åです。
-
段差測定の他に測定できる機能はありますか?
-
反射率測定、透過率測定、接触角測定、シート抵抗測定及び弊社の光学式膜厚計と併用することも可能です。
DOWNLOAD カタログ・資料ダウンロード
-
続きを読む
-
カタログ
資料 ダウンロード FPシリーズカタログ pdf