設備予兆診断システム Foresight
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Foresightとは?
Foresightは、センサー・通信機器・解析アルゴリズムがセットになった予兆診断のトータルソリューションです。
膨大なノウハウを持つ米国企業との協業で、他に類を見ない省データ・高精度の予兆診断システムを実現しました。
CBM(状態基準保全)を通して、お客様のダウンタイムの最小化・保全コストの最適化に貢献します。
自動で閾値設定、機構ごとに余命が見える!
振動解析のトレンドと故障の危険率から稼働時間単位の残存寿命(メンテナンスまでの残り時間)を算出します。
診断はベアリングだけでなくギヤやシャフトも、対象設備の構成部品ごとに診断を行い、劣化箇所の特定が可能です。
AIの苦手を克服するホワイトボックス構造
ForesightはFFT解析だけでなく時間同期・エネルギー解析など複数の手法を組み込んだ多層的・総合的なデータ解析で、機械学習より省データかつ高精度で予測を可能にする推計学に基づくアルゴリズムを実現しています。
各振動診断を行う16種に及ぶパラメーター(状態指標)と、箇所を総合的に判断できる総合指標は相互に参照可能で、総合指標の悪化に対して「どの状態指標が影響しているか」というドリルダウンで行うことができます。
ブラックボックスのAIが苦手とする原因追及・損傷原因の追究ができることで、お客様の適切なメンテナンス活動につながります。
振動データ精度を高める回転同期平均技術
Foresightでは独特かつ優れた解析アプローチや機能を多数搭載していますが、1例として回転同期平均技術(TSA)による振動データ精度向上を紹介します。
振動データから取得する振動の生波形に、出力軸の回転タイミングを重ね合わせることで、診断対象(回転に同期する)振動だけを抽出し、ノイズとなる振動を除外することができます。
TSAにより解析の核となる振動データの精度を高め、微細な初期摩耗や損傷も見逃さないシステムを実現しています。
診断対象例
Foresightは「回転機器」に特化した予兆診断システムです。一般的な減速機から大型のファン・撹拌機まで、工場の稼働を左右する重要設備で多く採用いただいています。
FAQ よくあるお問い合わせ
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クラウド・オンプレミスに対応していますか?
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Foresightはクラウド専用のシステムでAWSを使用しています。 コンピューターユニットに内蔵する携帯SIMで直接クラウドにデータをアップロードするので、社内ネットワークを介さずセキュリティで苦労せずにご利用頂けます。
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間欠動作する設備でも診断できますか?
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Foresightの回転センサーをトリガーとして使用することで、設備が稼働したタイミングでデータ収集を行うことができます。
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SCADAや上位と連携できるAPIはありますか?
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Foresightの診断結果を連携できるAPIをご用意しています。詳細はお問合せください。
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診断できない対象は何ですか?
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回転機器の中でも、回転が遅すぎる(10RPM以下)機構と一度の稼働が短い(10秒以下で停止/逆転する)機構はForesightの性能が発揮できません。 また、電気的な損傷は直接的に検知することはできません。
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