HD-PLC第四世代クアトロコア搭載のPLINEを開発

業界初となるIEEE1901-2020準拠の産業⽤通信装置
産業⽤通信機器や半導体向け検査装置を開発・製造する東朋テクノロジー株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役社⻑:富⽥英之、以下 東朋)は、HD-PLC第4世代規格IEEE1901-2020に準拠した産業⽤通信装置PLINEを、業界で初めて開発しました。

・クアトロコア(第4世代規格IEEE1901-2020)とは?
IEEE1901-2020 規格は従来技術に対し、帯域を2段階(1/2倍・1/4倍)に縮⼩することで最⼤約2倍の⻑距通信が可能になり、更に帯域を拡張することで⾼速化に対応できます。

通信距離が更に伸びることで、⼯場やビル・インフラ施設などの広い環境下でも、省台数で通信を構築できるようになります。
また、物理層の通信速度が⾼速化することで、チャンネルを分けて使⽤することができるようになり、同じ配線上に複数のネットワークを構築する⽤途でもメリットが期待されます。

・クアトロコア搭載PLINEの特徴

クアトロコア搭載PLINE

特⻑は以下の通り
・サイズ:64mm×118mm×38mm
・Ethernet、RS485ポートを実装
・フロントメンテナンス
・DINレール対応
・設定⽤施⼯ツールも豊富に準備

23年春に販売予定。年間販売数量10,000台を⽬指しております。
2022年10⽉11⽇(⽕)、12⽇(⽔)にウインクあいち(愛知県名古屋市)で開催する"東朋テクノロジー展⽰会2022"に試作品を展⽰予定です。

▼第3世代PLINE電⼒線通信タイプはこちら
https://www.toho-tec.co.jp/products/connect/pline/

▼第3世代PLINE2線通信タイプはこちら
https://www.toho-tec.co.jp/products/connect/pline-dc/

・HD-PLCとは
HD-PLC(High Definition Power Line Communication)は⾼速電⼒線通信の略。
有線通信技術の1つで、電⼒線、電話線、ツイストペア、同軸ケーブルなどのメタル線に⾼周波(2MHz〜28MHz)信号を重畳し、通信ネットワークを構築します(Wikipediaより転載)

同軸線や制御線などのさまざまなメタル線を活⽤できることから、ビル・⼯場のエネルギーマネジメントやクレーンなどに使われるトロリー線、スリップリングなども利⽤できるので、PLC(Programmable Logic Controller)、タッチパネル間通信やカメラの画像伝送などの多様な産業⽤途のIoTアプリケーションへ柔軟に対応することが可能です。

・お問合せ
東朋テクノロジー株式会社
エレクトロニクス事業本部 ソリューション事業部
電話:0587-81-3151
Mail:ele-info@toho-tec.co.jp