東朋テクノロジー株式会社が長宅電機工業株式会社を完全子会社化

東朋テクノロジー株式会社(代表取締役会長 富田和夫、代表取締役社長 富田英之 以下当社)は

12月1日(水)付けでプラント系電気工事の実績が豊富な長宅(ながけ)電機工業株式会社(尼崎市)を

完全子会社化した。買収金額は非公表。


当社の環境エンジニアリング事業部(工事・メンテナンス部門)は空調・衛生・電気分野を中心に

中部地区に密着した事業を展開してきたが、中長期計画においては中部地区に加え関東・関西方面に

事業基盤を確立し業容を拡大することを目指している。


関西方面は2025年開催予定の大阪・関西万博をにらみ、2018年(平成30年)12月に大阪支店を開設、

2019年(令和元年)3月に管工事・消防設備工事などを手がける株式会社相互設備(大阪市)を

完全子会社化(同年7月には合併)し空調・衛生などの管工事事業を強化、

2020年(令和2年)7月には産業用発電ボイラー・大規模化学プラント向け熱交換器の化学洗浄や
整備などを手がける汽罐(きかん)化学工業株式会社(大阪市)を子会社化する等、関西への進出を積極的に進めている。


今回の長宅電機工業の子会社化によって当社が従来から取り組んできた電気工事事業の拡充と

関西地区の顧客を増やすことでよりさらなる関西地区への進出を目指す。


長宅電機工業株式会社は昭和21年に創業者 長宅範雄が前身である長宅電機工業所を兵庫県尼崎市内に創立。

住友金属工業㈱(現在の日本製鉄㈱)の協力工場からはじまり、電気配線工事業を兼業、
三菱電機機器特約販売店となり機器の販売・取扱、また住友重機械工業㈱製の減速機等のサービスステーション指定店によって事業を展開してきた。

昭和32年には長宅電機工業として株式会社を設立、同年に本社を現在地へと移転した。

事業拠点としては阪神事業所、大阪出張所、尼崎現業所、和歌山出張所、海南現業所、鹿島営業所を設けている。


以上