東朋テクノロジー(株)京都事業所を建替え自社製品の開発拠点へ

東朋テクノロジー株式会社(以下当社 代表取締役会長 富田和夫、代表取締役社長 富田英之)は

2015年4月に経営統合した端子台製造企業の拠点であった当社 京都事業所を建替え

エレクトロニクス事業における自社製品の中心的な開発拠点として新たなスタートを切った。



 工場は敷地内に隣接して2棟あり、主に既存の自社製品である端子台関連製品を製造する「A棟」と

顧客のニーズを迅速にくみ取り、新たな付加価値を生む製品の企画・開発・設計に繋げることを目的とした「α棟」に分かれている。



 「α棟」では当社のIoT/通信技術およびシステム技術を活かした「Toho Live Studio」を新たに構築し

当社稲沢ものづくり開発本部および京都事業所A棟に設置したセンサからの情報を集約・解析。お客様のものづくりにおける

お困りごとの解決/生産性向上に繋げるソリューションを提案している。



具体的には、振動データを元に機械の故障予知を行う予兆診断システムForesight(フォーサイト)や

長距離無線通信OWL CODE(オウルコード)を活用したエネルギー環境監視、小型コンピュータRaspberry Pi(ラズベリーパイ)を

活用した出来高管理システムなどのソリューションを提案している。



 さらに、当社が開発した製品の実機展示を行う展示室をα棟の4階に設置。当社製品がお客様の現場でどのようにお役立ちしているか

今後の技術変遷/世の中の変化に合わせてどうソリューションを変化させていくかを視覚的に分かりやすく提示している。



京都は人材も豊富でユニークな技術企業を数多く輩出している土地柄でもあり既存の稲沢ものづくり開発本部に加えて

京都事業所を発展させ新たな製品開発、事業創造をさらに加速していく。